回顧録・・・

昼寝してて「ハッッッ！！」と目が覚めたら、扇風機をタイマーにしてなくって、ひたすら回ってた時って「し、死んじゃうかも・・・？」って思いませんか？

”扇風機を回したまま寝ると、死ぬ” だの ”しゃっくりが100回続くと、死ぬ” だの ”テレビのリモコンを目に向けて押すと、失明する” だの・・・、そんなのちょっとだけ信じているNICOっておかしいの・・・？

ただの都市伝説なの・・・？

NICOが小さいとき姉に↑みたいなこと言われて、ドキドキして夜も眠れなかったことがあります。

特にしゃっくりは「ひゃ、100回まであともうちょっとだよぅ・・・」と、弱気にカウントしてました。

あ、あと小学生の頃ズル休みしたくって、デジタルじゃない体温計（水銀の入ったヤツ）をストーブにかざして、体温をごまかそうとしてて・・・。
そんなにビューーーンと、温度が上がるなんて思ってなかったから、ポンキッキ見てたのね。

そしたら。そしたらですよ！
パリ・・・ンと、小さく破裂する音がして。
体温計割っちゃったんですよ。
でね、アナログ体温計って水銀入ってて、その水銀は猛毒です!!!!!って学校の先生が言ってたのを思い出して、顔面蒼白ですよ。

死ぬんだ・・・死ぬんだ・・・家族みんな死んじゃうだ・・・。って思いましたね。
でも、なんで家族全員道連れにするんだろう？
1人で死ねばいいのに。まったくワケ分からんです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

で、その日はズル休みすることも忘れて学校に行きました。
授業中も「水銀・・・水銀・・・死ぬ・・・水俣病・・・関係ないの？・・・分かんないからいいや。・・・手に付いたから洗ったけど、きっと体内に入ってるんだ・・・きっと今日、友だちと手をつないだらその子も死ぬんだぁぁああ・・・。」そんなことがグルグルグル。

でも、なんともなかったんです。
3日間くらい親の顔も見れずだったけど、そのうち忘れました。

つい最近、どっかのHPで「体温計の水銀は毒っていうか、まぁ猛毒じゃないから掃除機とかで吸い取ってみてよ！そんな慌てなくってもOK！！ドンウォリー！」みたいなことが書いてあって。。。
十数年の時を経て、NICOは忌々しい事件の罪悪感から解放されました。
今でも扇風機のヤツとか信じてるのは、ちょっとだけトラウマっぽいです。

ちなみに昔、リモコン向けられて泣きました。
スゴク”生”に対して執着心があるようです。